November, 10th 2018

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入社して はじめての1週間が、終わった

 

あらためて わたしが所属になった部署は

あらゆる細々したものの

オールラウンダーなのだな、と 思う

ひとつひとつ 今はミルクレープの層のように

日々を、業務を 重ねてゆくしかない

 

業務を覚えるためには どんな勉強方法がいいか、と

質問したわたしに 先輩は

"繰り返しなのよ、日々の" そう にっこり微笑んだ

 

わたしは現職に就くまで

就活を含めても 1度も正社員になったことがなく

そのせいなのか なんだか 仕事をしていても

 ロールケーキの 切り落とされた端っこみたいに

「ここまで責任持つことじゃないしな」と

自分がメインのような気が ずっとしなかった

でも、現職についてからは

いい意味での責任感と緊張感が ずっとついている

途中で途切れないように 長く息をしてゆこう

 

明日は、恋人と秋の二子玉川

恋人の嬉しそうな顔を見るだけで

わたしまで 自然と笑顔になる

黄色やオレンジに色付いた葉っぱが

きれいだといい

 

 

 

 

 

November, 8th 2018

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慣れない作業と 緊張と気遣いで

今夜は ちょっとぐったりモード

質問すると 嫌がられた前職より

ずっとずっと 環境はよいのだ、と思う

あとは日々、繰り返して 繰り返して

からだに 馴染むようにしてゆくこと

 

わたしの仕事は オールラウンダー

先輩みたいになれる日が

本当に 来るのか そうなれるのかは、

やっぱり習慣と努力の積み重ね

 

それでも、一緒に戦ってくれるひとが

そばにいてくれることは

本当にありがたい

もっと強くもなれる

 

あしたもひとつ、ひとつ

November, 6th and 7th 2018

 

星野源 - くだらないの中に【MV & Trailer】/ Gen Hoshino - Kudaranai no Nakani - YouTube

ーくだらないの中に/星野源

 

今夜は このうたを聴きながら

 

昨夜は、すこし多めの業務を

頭に詰め込んだせいか

日記を書かずに 眠ってしまった

なので、2日分の言葉をここに

ふうっ、と 吐いて並べよう

 

 

業務のあとは 空っぽになる

心地よい疲れ、そう呼ぶには

まだまだまだまだ 遠い先の話になりそうだけれど

今はただ、目の前のことを

ひたすらに じっくり ひとつひとつやるしかない

新人のわたしには それが今できる 唯一の仕事

そう、信じながら

 

*

 

7日の今日は はじめての公休

母と ひさびさにゆっくりと

温かい飲み物を飲みながら 話した

変わったね、と 言われて 嬉しくなる

自分では 全然わからなかったことだった

母に言われて はじめて気付いた

 

新しい仕事に就いた安心感や

大切なひとができたからだね、と

母は柔らかく 笑って

わたしも確かに、そうだと思う

けれど、それ以上に

家族 恋人 友達 会社の方々

大切なひとたちが わたしの隣に

いてくれることを

当たり前と思っちゃいけないな、と

強く感じた

そういうことを忘れてないか?と

急に 身の引き締まる思いがした

 

どんな関係も時がたてば 愛情の質も 関係性も

いい意味で、変わってゆく そのなかでも

 

優しく労ること

頑張ったね、お疲れさまと言い合うこと

おいしいごはんを作って 食べること

時間をつくること

小さな家事でも 「やろうか」と声を掛けること

好きです、と

ありがとう と ごめんなさい、を伝えること

相手がゆらいでる時は 受け止めること

想いやること

きちんと言葉にすること

信じること 素直に受け止めること

相手の気持ちや暮らしに立って考えること

気遣いに感謝すること

 

こういうことは ずっとずっと忘れないでいたい

どんなに時が経っても

わたしが いくら変わっても

 

 

あたらしい環境に緊張したり

考え事がなかなか離れてくれず

頭をひねって 眠りが浅い日が続いてたけれど

もう、きっと大丈夫

結局 どんなことも 基本は

自分を大切にしながらも、相手を思いやること

それは 本当に大切なこと

 

忘れたくないので ちゃんと書いておこう

 

またあした、が始まる

今週末の楽しみのために 今日も少しずつ

 

November, 5th 2018

 

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初出勤が、終わった

 

"とにかく 急がなくていいから

ひとつひとつ、丁寧に覚えてゆけばいいから"

そう、何度も何度も 魔法のように

唱えてくれた専務 課長 31歳歳上の先輩

 

誰かのために 料理をつくる ということは

食べてくれる誰か、がいる ということ

20代の前半に 好きなものを仕事にすることを

卒業したわたしは

ずっと、そういう仕事がしたいと思っていた

自分のしたことが、目の前の誰かに

ダイレクトに受け取ってもらえる仕事

 

今日、わたしのした作業は

明後日 誰かが受け取るお弁当にくっついている

自分のしたことが 知らない誰かの

けれど たしかな誰か、に 確実に届く って

すごく嬉しいことだ

 

おいしいごはんを作るように

真夜中にスープを煮込むように

大切なひとが「うまそう」と笑ってくれるように

毎日の単純作業に 願いを込めて

そんな仕事を わたしなりに、

ひとさじずつ できるようになれたら

 

写真は

昨夜は 寝る前に読んで

背筋がすうっ、と伸びた

松浦弥太郎さんの『100の基本』を

コーヒーと一緒に飲み込んだ

 

その中でも 好きな『八勝七敗』という

基本のことばを

 

『八勝七敗』

全勝すると、次には全敗というリスクがあります。

お相撲のごとく、八勝七敗の勝ち越しを目指しましょう。半分半分の引き分けより、ちょっと勝ち越すくらいが一番美しいと思います。勝てない時もあると知り、時には自分から勝ちを譲る。このバランス感覚を持つことが、ものごとを長く続ける秘訣です。

ーー松浦弥太郎『100の基本』

(マガジンハウス)

 

そうそう、恋人もこんなことを

繰り返し 繰り返し 言ってくれていたな

なにかにぶつかって

何度も 水底に飛び込んできたひとの言葉は

Strong という言葉が似合う

しなやかな強さ、がある気がする

 

目の前の料理には、勝ち負けがない

わたしは勝ち負けよりも

丁寧に仕事をしてゆきたい

 

 

November, 4th 2018

明日から、あたらしい仕事へ就く

 

いままでもそうだったように

あたらしい仕事に就く前の日、

なにかをあたらしく始める前の日、というのは

不安と期待のバランスがむつかしくなる

 

どんな仕事も1年も経てば ある程度

全体が俯瞰できるようになるのだから、と

思っていても やっぱり

体とこころのどこかが緊張している

お仕事で使うものを買ってきて

揃えても、どこかやっぱり心許ない

 

そういう時は

大切な恋人、家族が何回もくれた

「今回は大丈夫だと思うよ」という言葉を

いつも鞄のなかに入れて持ち歩いてる

お気に入りのチョコレートのように

お守りみたいに こころうちで繰り返す

 

そうすると、

キャンドルに火を灯した瞬間みたいに

心がすう、っと 静かになる

 

恋人は右も左もわからない

この広く おおきな東京に

遠くの街からたったひとりで出てきて

それまでに目指していたこととは

異業種の仕事と

日々のあらゆる家事をこなしながら 暮らしていて

わたしよりもずっと、ずっと強いひとだと思う

心がゆらゆらする日も 厳しく言われた日も

いい日も悪い日も

しなやかで、穏やかさと柔らかさを

いつまでも失わない彼

そんな恋人のことを、わたしは心から尊敬している

 

さあ、少し眠ったら 明日の支度をはじめよう

しばらく忙しい日々

そんな中でも思うこと、感じたこと

愛おしく思ったこと

旅する記録のように

ここに毎日書いてゆきます